様式第1号
会
議
録
会議の名称 第2回(仮称)つくば市低炭素(建物・街区)ガイドライン策定委員会
開催日時 平成29年1月13日 開会 13:30 閉会 15:00 開催場所 つくば市役所 6階 全員協議会室
事務局(担当課) 市科学技術振興部スマートシティ推進課
出 席 者
委員 委員長 松橋 啓介 氏 国立環境研究所
委 員 宮武 宏之 氏 UR都市機構 加藤 茂 氏 茨城県住宅協会
西部 周志 氏 NTT都市開発株式会社 山口 一也 氏 茨城セキスイハイム株式会社 神部 匡毅 氏 つくば市 科学技術振興部長 長島 芳行 氏 つくば市 まちづくり推進部長 三浦 尚志 氏 建築研究所
石井 順一 氏 大和ハウス工業株式会社 浅野 修一 氏 茨城県 つくば地域振興課 その他
事務局 つくば市 科学技術振興部 スマートシティ推進課
公開・非公開の別 ■公開 □非公開 □一部公開 傍聴者数 1人
非公開の場合はそ の理由
議題 1.ガイドライン取組水準,基準
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会議録署名人 確定年月日 平成29年1月23日
会 議 次 第
開会
委員紹介・委員長選出 議事
1.ガイドライン取組水準,基準
2.ガイドライン運用方法,誘導規制手法,推進体制 3.来年度以降のスケジュール
<審議内容>
1.ガイドライン取組水準,基準
(1)ガイドラインの全体構成や考え方について <資料1(p3まで)の説明:事務局>
・ガイドラインの構成として、最初にガイドラインの目的や狙い、「建物・街 区」への絞りこみの理由、ガイドラインが何の役に立つのか等を整理し、示す 必要がある。
⇒本ガイドラインで推進する取組が「つくば環境スタイル“SMILe”(つくば市 環境モデル都市行動計画)」で掲げている目標(CO2削減目標等)にどれだけ貢 献するのか、その概念やCO2削減効果等を示していきたい。(事務局) ・資料1のp3「つくば市全域」の図面の道路は、圏央道の開通等が反映され ていないため、最新版に差し替えてほしい。
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(2)建物基準について
<資料1(p4~p21)の説明:事務局> 1)全体について
①基準の名称について
・「クリア基準」、「インセンティブ基準」という名称や考え方は、独自のも のなのか、何かを参考にしたものなのか。
⇒独自の名称。(事務局)
・「クリア基準」、「インセンティブ基準」については、住宅を販売する人や 購入する人が内容を理解しやすいように、もう少し適切な名称に変更したほう が良い。
⇒適切な名称に変更する。(事務局)
・「クリア基準」を満たさない場合、認定されないだけなのか、建物を建てる ことができないのか。
⇒基準を満たさない場合は、認定されないだけで、建てられないなどの罰則等 はない。(事務局)
②BELSとZEH について
・BELSは建物本体に対する評価でZEHは設備に対する評価という理解でよいの か。もしくは、両方に重複している事項があるのか。
⇒BELS は建物の外皮性能と一次エネルギー消費量の評価。ZEH/ZEB は、建物の 外皮性能と一次エネルギー消費量の部分はBELSの内容と重なるが、さらに創エ ネ・蓄エネ等を加味して、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイ ナスになる住宅・建築物を指している。単純に建物単体と設備という分類はで きない。(事務局)
③新設補助について
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るのか。
⇒現行のクリーンエネルギー機器等購入補助制度では、平成28年度から太陽光 発電システム単体は補助対象から除外した。今後は、機器単体への補助は縮小 する。新設補助では、低炭素なまちづくりの実現に向けて、建物性能の向上等、 トータルの取組を評価・支援(補助)し、リードしていく仕組みに移行してい きたいと考えている。(事務局)
2)集合住宅について ①基準の緩和案について
・集合住宅に対する基準(BELS5つ星)が厳しい。BELSの3つ星~4つ星程度 が妥当と考える。
<参考資料2 №11の説明:事務局>
⇒当面は基準を緩和することも検討している。国の「二酸化炭素排出抑制対策 事業費等補助金(賃貸住宅における省 CO2 促進モデル事業)」では、市内でも 事例あり、補助金込でメリットが見込める仕組みである。普及促進のためその 基準(新築の場合、BEIが0.8又は0.9)をベースに考えていきたい。(事務局)
<緩和案の資料説明:事務局>
・基準を緩和した案として、事務局としては、インセンティブ基準を、BEI:0.85 以下、BELSの4つ星以上(BELS2つ星以下は含めない)を考えた。(事務局) ・集合住宅のインセンティブは、第3者認証を取得するための費用負担分を支 援するということだったので、この程度のインセンティブであれば、あまり厳 しくしないで、緩和案を素案として考えてよいと思う。
・建物事業者だけではなく不動産業者も連携し、市が推進する取組に協力し、 ガイドラインの基準を満たした住宅の玄関に、市が認定したというラベル等を 貼ることで啓蒙していくとよい。
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が基準を満たすことができ、販売時に他と差別化が図れてPR効果が出るような 基準を設定できると、より効果的なのではないか。
・つくば市内の現状はどのようになっているのか。
⇒大規模集合住宅(RC造)で全戸または住棟でBELS5つ星を取得している事例 はない。小中規模集合住宅は、国の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 (賃貸住宅における省 CO2 促進モデル事業)」の基準(BEI 0.8~0.9,BELS3 つ星~5つ星)で建設が始まっている物件が市内に1~2棟あるので、全戸平 均BELS4つ星以上の事例ではないが、BELS3つ星~5つ星は可能だと、事業者 ヒアリング等でも回答していただいている。(事務局)
・BELS取得事例では、大和ハウスの名古屋支社の事例が多いが、名古屋市でこ のような基準・制度等があるのか。
⇒気候帯で基準が異なり、おそらくここは断熱基準が他地域より低く基準を満 たしやすいのではないか。(委員)
②基準を満たした場合の削減効果について
・基準設定にあたり、BELS5つ星の場合どれくらいの削減効果があるのか、BELS 3つ星だとどの程度削減目標を守れないのか、という説得の仕方のほうがデベ ロッパーも納得しやすい。
⇒基準を満たした場合の削減効果については、数値として試算するのは難しい かもしれないが、目標に対してどの程度貢献できるか、ガイドラインに示して いきたいと思う。(事務局)
③定期的な基準の見直しについて
・「小中規模集合住宅」の中には、RC造から軽量鉄骨造まで様々な構造のもの が含まれる。また、時が経つにしたがい、基準を満たすものも増えるため、定 期的に状況を見て、基準を検証するという配慮が必要であり、ガイドライン上 にも明記したほうがよい。
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し、数年毎に見直す。ガイドラインの構成上もきちんと明記する。(事務局)
3)非住宅について
・来年度以降に完成する市の公共施設に対してどこまで反映できるのか。公共 施設で基準を満たすよう取り組めばよい見本となる。例えば、市営住宅などが 建設される場合、どこまで基準を満たせるのか。
⇒国の ZEB ロードマップでも非住宅に関しては、新築の公共建築物での実現を ベースにおいているため、公共としてもどれだけ基準を満たせるのかチェック していく必要がある。(事務局)
(3)街区基準について
<資料1(p22~p24)の説明:事務局> ①街区基準の判断について
・街区基準の判断材料はなにか。「努める」と記載された事項について、努め るかどうかについて街区の計画書の中に記載があるかどうかで判断するのか。 ⇒事業計画書を見て判断する。(事務局)
②街区指定と地区計画について
・「公有地の処分候補地」とは、どのようなものを想定しているのか。 ⇒地区計画活用型一般競争入札等で処分される国家公務員宿舎跡地等をターゲ ットとしている。地区計画の中にガイドラインで示す基準を満たすことなどを 盛り込むことができると考え、街区指定が可能なのではないかということで、 ターゲットとしている。(事務局)
・地区計画という土地利用や建物の制限をかける中に、ガイドラインの内容を 盛り込むのは制度的に難しい。方針として市が求めているものを明記している が、実効性はない。
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あるが、そこに、ガイドラインの街区基準のランク○○を目指すという内容を いれることを考えている。市の方針、意思表示として、地区計画の中に、何を 目指しているか、何を見ていただきたいか、記載することは必要ではないかと 考えている。(事務局)
③街区の規模について
・2,000㎡以上では規模が小さく、割に合わない。4,000㎡~5,000㎡以上また は戸建20戸(棟)以上など、規模を大きくしてほしい。規模が小さいとコスト がかかるため、事業者としては、規模が大きいほうが望ましい。
⇒2,000 ㎡以上であれば、街区認定のエントリーができるという意味で記載し てある。小さい街区を手掛ける地元の業者も参画できるような規模として、記 載した。(事務局)
2.ガイドライン運用方法,誘導規制手法,推進体制 <資料3の説明:事務局>
①ガイドラインの位置づけについて
・都市計画法に基づく地区計画と、開発指導要綱と、本ガイドラインの基準の 位置づけを明確にしないと、何をどこまで守らなければならないのか、混乱す ることが懸念される。
⇒位置づけを明確にするが、本ガイドラインの街区基準は、必ず守らなければ いけないというものではない。ガイドラインを策定することで、低炭素なまち づくりに対する市の考え方を示すことが必要だと考えている。開発指導要綱の 開発の事前協議等で、事業者との協議の場を設け、市の考え方等を示していく ことを考えている。(事務局)
②街区認定後のフォローについて
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のか。
⇒(資料3のフロー説明)認定する街区については、事業計画を公表する予定 のため、それがある程度の担保になると考えている。認定後の事後評価・フォ ローアップで要件を満たしているかという確認を実施する予定だがタイミング については明確にできない。(販売の関係でいつになるのか、予測できない。) (事務局)
・どういう手続きで街区認定されるのか、ガイドライン本文の中にも少し明記 したほうがよい。
③事前協議のタイミング及びガイドラインの周知について
・ガイドラインのメニューは、土地の購入価格に影響が出るため、開発する土 地を取得する前に、ガイドラインの内容を周知し、事業者と協議する必要があ るのではないか。フローの内容に問題はないが、どの時点で開発計画を作成す るのかが、懸念される。
⇒前提として、ガイドラインの周知が必要。ガイドラインのパンフレット等を 作成し、開発(土地の取得)を検討している事業者等に周知していく。(事務 局)
・県が土地を販売する際の公募要領に、どの程度ガイドラインの内容を盛り込 めばよいのか。例えば、紹介する程度であれば、販売価格に影響しないが、街 区認定を求める場合は、販売価格にも影響が出てくる。
・URの土地を販売する場合、法律の遵守が前提であり、さらに規制が必要な場 合は地区計画等で制限している。それ以外は、留意事項としてガイドラインの 内容に留意するようにと記載する程度となる。
・ガイドラインの実効性を高めるためには、地区計画にもガイドラインの内容 (一部分)を盛り込めれば、単純に留意事項として紹介するより、実効性が増 すと思う。
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想定しているのか。開発許可を取得した後に街区認定を行うことは可能なのか。 ⇒街区認定は、開発許可の前でも後でも受け付けていく。認定の時期やプレス 発表等は、事業者の販売促進につながるようにプロジェクト毎に個別に対応・ 配慮することを検討している。(事務局)
④街区基準の感度分析について
・街区認定の基準のハードルが高いのではないか。市内の既存街区等をサンプ ルとして、この内容が妥当かどうか、点数を付けて評価してはどうか。 ⇒基準内容や配点の妥当性について、市内や国内の既存街区で感度分析を実施 する予定。(事務局)
3.来年度以降のスケジュール
・街区の部分等、まだ議論が必要な箇所もあるため、きちんと議論した上で全 体像を完成させ、パブコメを実施できるもの、実効性のあるものにしていく必 要がある。
4.その他(事務連絡)